世界まる見え!テレビ特捜部について。

「世界まる見え!テレビ特捜部」は、日本テレビ系列で毎週月曜日に放送されているドキュメンタリーバラエティ番組です。放送開始から20年以上も経過している長寿番組で、放送回数は800回を超えています。世界各国で放送されている番組から厳選した番組の内容を紹介する番組で、基本的には外国のテレビ局から購入した番組を再構成して放送しています。ドッキリなどのバラエティから、事件解明再現ドラマまで様々なジャンルを扱っている番組です。

歴史

1990年7月9日から放送開始しました。この番組は、1990年4月4日19時から2時間放送した「たけし&所が選んだ!笑えるTV番組グランプリ」をレギュラー化したものです。放送に至る経緯は、1989年10月から1990年3月まで放送していた「トップテンシリーズ」の後番組「所さんのまっかなテレビ」が低視聴率のため1クールで終了し、秋開始の「TVマンモス」の準備期間のつなぎ番組としての放送でした。そのため、当初の予定通り、2ヶ月間で最初のレギュラー番組は終了しました。なお、この時期の司会は所ジョージと楠田枝里子のみで、ビートたけしは出演していませんでした。レギュラー終了後、1990年12月29日に特番を放送し好評だったため、1991年4月15日に再びレギュラー化されました。この再スタートから司会にビートたけしが加わり、人気も上昇していきました。その後、19年間変わらず放送されてきましたが、2009年9月29日の放送分をもって、番組開始当初から司会を務めていた楠田枝里子が降板しました。番組の若返りを図るためとのことで、この回のラストは、所とたけしから花束が贈呈されました。楠田の後任は西尾由佳理が担当しました。

番組のリニューアル

2012年4月9日放送分から大幅なリニューアルが行われました。これにより番組は、世界中にいる「まるみえ特派員」と中継を繋ぎ、各国の面白い番組を紹介してもらうスタイルに変わりました。また、西尾が降板し、ナレーター陣も一新されました。番組ロゴも変わり、スタジオセットも所の意向により「森の秘密基地」をモチーフにしたセットに変更されました。また、2012年5月21日放送分からは、西尾の後任として杉野真実アナウンサーがMCに加わっています。

出演者

司会:所ジョージ

番組開始当初から2012年3月までは楠田枝里子と西尾由佳理に進行役を任せていましたが、2012年4月~5月までは所一人で進行を務めていました。現在は杉野アナウンサーと共に進行を務めています。

進行:杉野真実(日本テレビアナウンサー)

アナウンス部に配属される前の2012年5月21日放送分に研修の一環として加入し、所と共に司会・進行を務めました。同年6月1日に正式に配属され、6月4日放送分の2時間SPから正式に番組に加入しました。

スペシャルパネラー:ビートたけし

1991年の第2期再スタート後からスペシャルパネラーとして登場しています。第1期レギュラー放送前とレギュラー放送終了後の特番のみに出演し、第1期レギュラー放送には全く出演しなかったので、当時「(出演が)最初と最後だけで、俺はサンドイッチのパンか」と文句を言っていたそうです。

ナレーション・ボイスオーバー

2012年4月9日以降は以下の2名以外はクレジットされません。

  • 三村ロンド・・・ナレーション全般
  • 國府田マリ子・・・若い女性役、サブナレーション

番組の名物

所とたけし

この番組では所はたけしのことを「おじさん」と呼んでいますが、一時期たけしの登場時、観客に「おじさーん、本番ですよ~」と呼ばせていました。また所がボケるとたけしのピコピコハンマーによるツッコミが入ることが多いです。このハンマー叩きは番組レギュラー化当初からずっとカウントされており、既に2000回を越えています。ゲストのボケでも所が叩かれることがしばしばあり、最近ではゲストがボケると所が自らたけしに頭を差し出すことも少なくありません。

実物大の模型

紹介するVTRに巨大生物が登場したときに、その迫力をお茶の間とスタジオの観客に伝えるために「実物大」の模型を作ってスタジオに登場させることが多々あります。しかしどう見ても大きく誇張し過ぎた模型が多いので、それに対して所が盛んに「こんなに大きいワケはない。ウソウソ」と茶々を入れるのが定番となっています。

たけしの着ぐるみ

オープニングはビートたけしが着ぐるみを着て登場します。着ぐるみの種類は季節や時事ネタに合わせたものが多く多種多様です。時には蒸気を上げるもの、水を発射するものも登場し、そういったときにはたけしが暴走することが多く、客席にはビニールや傘が準備されるようになっています。最近では視聴者からのデザイン募集も行っており、それが採用されることもあります。かつては着ぐるみをきたたけしを世界各国の人に見せて反応を窺うというコーナーもあり、その際には映画監督としての北野武とのギャップに驚き、泣き出してしまうファンもいて、たけしは「営業妨害だ!」と述べました。ですが、著書のなかでは「現在、唯一被り物ができる番組」と話しており、重宝している様子も窺えます。

月曜日の憂鬱を吹き飛ばしてくれる番組

この番組は、幼い頃から家族みんなで楽しく見ていた番組でした。たけしのくだらないけれどお金の掛かってそうな着ぐるみが毎回楽しみでした。司会の楠田枝里子のドッキリなどにも動じないロボットのような面白さも好きでした。楠田さんが降板してからはあまり見なくなりましたが、海外の面白動画を扱うテレビといえばやはり「世界まる見え!」が本家な気がします。最近ではビックリ映像とか、衝撃映像とかいう題名のテレビ番組が多くなってきましたが、どれも「世界まる見え!」の下位互換でしかないような番組ばかりで面白くないですね。世界まる見えは所さんとたけしがわりと自由に暴れ回っていた番組という印象でしたが、大幅リニューアルが行われたせいか、二人とも歳をとったせいか、最近ではめっきり大人しくなっていてちょっと寂しいです。でももうあんなむちゃくちゃなことはテレビでは出来なくなっているのでしょうね。もっと自由だったころのテレビが復活しないかなーと淡い期待を抱いています。